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コラム
2020.12.25
プレゼンのノウハウ

プレゼンテーションのテーマが決まらないときのヒント4つ&注意点3つ

商品やサービスの良さを伝えるためによく行われるプレゼンテーションですが、基調講演や新入社員の自己紹介等、自由なテーマでプレゼンをすることもあるかと思います。 そんな時に重要になるのが「テーマ選び」。 どんなテーマでプレゼンテーションを行うかによって準備する内容も変わってくるため、シーンに応じたテーマ選びとそれに沿った資料の準備をする必要があります。 今回は、プレゼンテーションのテーマ選びにお困りの方へ、テーマを決めるヒントや注意点をご紹介します。

目次
  1. プレゼンテーションのテーマ選びの前に決めておくこと
  2. 1|テーマが決まらないときのヒント4つ
  3. 2|プレゼンテーションのテーマを決めるときの注意点3つ
  4. 3|プレゼンテーションの成功には準備が大切
  5. コツを押さえて失敗しないプレゼンテーションのテーマ選びを

プレゼンテーションのテーマ選びの前に決めておくこと

プレゼンテーションのテーマを決める前に、まずは「何のためにプレゼンをするのか」を明確にすることが大切です。目的やゴールを明確にしないままテーマを決めてしまうと、「結局何を伝えるべきなのか」に迷ってしまい、内容を考えるのに時間がかかってしまいます。 プレゼンテーションを依頼された際は、まず目的や依頼者の意図を汲むことが大切です。例えば、新入社員の研修で上司に向けてプレゼンテーションをするという機会は、人前で話すことを克服するためや、論理的な考え方を培うために設けられていると考えられます。プレゼンテーションの目的や依頼の意図を理解した上でテーマを選ぶことで、聞き手の満足度が高いプレゼンテーションになるでしょう。

1|テーマが決まらないときのヒント4つ

とは言っても、なかなかテーマが決まらない!という方に、テーマを決めるためのヒントをお伝えします。

①ペルソナを決める

ペルソナとは、マーケティングではよく使われる用語で、サービスや商品のターゲットとなる「具体的な人物像」のことです。プレゼンにおいても「どんな人が聞き手になるのか」を想定しておくことで、その人がなにを知りたいのか、プレゼンテーションを聞いてどんなことを得たいのかを考えやすくなります。例えば、新人研修で人事に向けてプレゼンをする場合には、「年齢は40代、男性、サッカーが趣味で……」などのように具体的に聞き手を分析することで、どんなことに興味を持ってもらえるかの指標になります。聞き手主体のプレゼンテーションについて詳しく知りたい方はこちらのコラムで詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
参考記事「関心が高まり、反応が良くなる!聞き手主体のプレゼンテーションにするための5ステップ

②自分の好きなものをテーマにする

テーマが決まらない場合、自分の好きなもの、興味のあるものをテーマにすることをオススメします。 好きなものや自分の経験に基づくテーマは調べやすく、楽しくプレゼン資料を作ることができるでしょう。 もちろん、好きなものをただアピールするだけでは自己満足で終わってしまう可能性もあるため、聞き手が共感してくれるか、聞き手にも身近な内容かどうかなど、考えるべき要素はあります。しかし、自由なテーマでプレゼンテーションができるのであれば、好きなもの、経験に基づくものにしてみるのもひとつの手です。

③データの集めやすいものにする

プレゼンテーションに慣れていない人は、どうしても自分の意見、主観が多くなってしまう傾向にあります。様々な人や機関が調査・研究を進めているような客観的なデータを集めやすいテーマにすれば、より説得力のあるプレゼンテーションになるでしょう。 テーマが漠然としていたり、逆にマニアックすぎたりすると、なかなかデータが出てきません。テーマを決める前に、そのテーマに対してどのようなデータがどのくらいあるかを調べておくと良いでしょう。

④自分の目標を達成できるものにする

プレゼンテーションをすること自体を自分の成長と結びつけて考えることもできると思います。 プレゼンテーションをするための情報収集、資料作成、人前で話すことなど一つひとつが自分の経験になりますので、仕事や日常生活で解決したい課題や達成したい目標をテーマにすることで自己成長に直結することもあります。例えば、人前で話すことを苦手と感じている人は「人前で話すときに気をつけるポイント」や「話が上手い人の共通点」などをテーマに、論理的思考力に課題感を抱いている人は「なぜ論理的思考力が重要なのか」「今からでもできる 論理的思考術」などをテーマにすることで、聞き手にはもちろん自分のためにも役立てることができます。

2|プレゼンテーションのテーマを決めるときの注意点3つ

テーマを決められたと思っても、いざ構成を練ったり資料を作成してみたりすると、違和感を覚えたりなかなか手が進まないなんてことも多くあります。 その場合は、テーマの決め方からミスをしている可能性があります。 自分のテーマが以下の注意点を押さえられているか確認してください。

①聞く相手のためになるテーマにする

聞き手が興味を持てないテーマにしてしまうと、なかなか関心を持ってもらえず、良いプレゼンテーションをしていても心に響かない……なんてことになりかねません。 また、聞き手が興味を持てるテーマの場合は、聞き手がすでに知っている内容に留まらず、なるほど!と思わせられるような新しい情報、知って得する情報を入れるよう意識してください。

②テーマだけで内容を想像できるようにする

「映画について」「英語について」など、大雑把なテーマにしていませんか? 大雑把だと、聞き手はどこに注目して聞いて良いか分からないですし、内容が広く浅くなるため、具体的なゴールを設定するのも難しくなってしまいます。 「社会で役立つメモの活用法」「早起きの秘訣」など、テーマだけで内容がつかめるものが良いでしょう。

③伝えたいテーマは1つに絞る

「犬と猫について」「日本食と中華とイタリアンについて」など、テーマがいくつも重なっていませんか? テーマを複数に分けてしまうと、ゴールが分かれてしまったり、上手く着地点を見つけられなかったりします。伝えたいテーマは1つに絞るか「犬と猫の意外な共通点」のようにテーマを1つにまとめておくとゴールがぶれることはありません。

3|プレゼンテーションの成功には準備が大切

テーマが決まった後は、プレゼンテーションの準備もしておかなければなりません。 プレゼンテーションを成功させるには準備が非常に重要です。どれだけ良い話し方ができたとしても、スライドや原稿の準備が不十分だと残念なプレゼンになってしまう可能性も。ここからは、準備段階で必要なポイントをご紹介します。

根拠となるデータを揃える

テーマについて自分の意見や感想を述べるだけでは信ぴょう性の薄いプレゼンになってしまいます。根拠のあるデータを準備段階でしっかりと調べ、効果的に用い、より説得力のあるプレゼンを目指しましょう。掴みで根拠のある数字、実際の画像や動画などを見せることで聞き手の興味を引くこともできますので、事前のリサーチは欠かせません。

スライドはシンプルに作る

スライドに内容を入れすぎてしまうと、どこが重要か分かりづらくなってしまいます。情報量が多いときはスライドを分ける、細かい情報は省くなど、パッと見て内容が読み取れるスライド作りを心がけましょう。また、色はベースカラー、メインカラー、アクセントカラーの3色程度に抑え、重要な部分を見やすくすることも重要です。 資料を作る際は紙に印刷して配布するのか、プロジェクターで投影するのかなど、使うシーンに合わせて色の使い方や表の入れ方を工夫すると良いため、事前にどのような環境でプレゼンを行うのかも把握しておきましょう。
見やすいプレゼン資料の作り方や話し方のコツをご紹介している記事もありますので、参考にしてみてください。
参考記事「動画あり!プレゼンテーションを成功させるスライド作成×話し方のコツ

コツを押さえて失敗しないプレゼンテーションのテーマ選びを

自由なテーマで行うプレゼンテーションは学生時代に多い印象ですが、社会人で必要になることもあります。 自分の好きなことをテーマにしても良いですが、自己主張の強いプレゼンテーションを行うのではなく、聞き手のためになる内容を検討することで、自分の成長にもつながりますし仕事でも役立つでしょう。 目的やゴールをきちんと設定した上でテーマ決めをすることで、資料作成も進みやすくなります。今回ご紹介したヒントや注意点がテーマ決定の一助になれば幸いです。

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