「パワーポイントの背景を画像にしたい」「見やすい背景の色って何色なんだろう?」と困っている方は多いのではないでしょうか?
今回はシーン別の見やすい背景色と、パワーポイントの背景の変更・編集方法をご紹介します。
背景の書式設定をクリックし「塗りつぶし(図またはテクスチャー)」を選択します。 すると自動的に背景が表れますが、この後に画像を設定すればこちらのテクスチャは消えます。
テクスチャが消え、画像を背景にすることができました。
まず、デザインのタブから背景の書式設定をクリック。スライド右側の項目の「透明度」で好みの透明度に設定します。バーの位置を変更するか%の数字を変えると変更できます。
透明度を変更すると以下のように背景色が薄くなり、文字がより見やすくなりました。

1つ目は、背景の書式設定の一番下の「背景のリセット」をクリックする方法。
2つ目は、パワーポイントの背景の色を変える方法で「白」を選択。「パワーポイント背景の変更方法」を参照
3つ目は、背景を設定したばかりの場合に限りますが、「ホーム」タブにある「元に戻す」をクリックする方法。前の設定に戻すことができます。
左側のバーに様々なレイアウトがありますが、今回は新たに背景を作るのでエンターキーを押すか右クリック→「レイアウトの挿入」で新しいレイアウトを追加します。
カーソルを合わせると「ユーザー設定レイアウト」という名前のレイアウトが挿入されたことが分かります。
「挿入」タブの「画像」から画像を挿入して背景を作ります。今回は例として分かりやすいよう、印象の異なる2枚の画像を左右に配置しました。作り終えたら、「マスター表示を閉じる」をクリックします。
元のスライドの画面に戻ったら「挿入」タブから「新しいスライド」を選択し、一覧に追加されている先ほど作成したスライドをクリックします。
作った画像を背景に設定できました。なお、このスライドから画像を編集することはできませんので、編集したい場合はスライドマスターを開いて作業してください。
また、背景を表示したくない場合、背景の書式設定の「背景グラフィックを表示しない」にチェックを入れると背景を削除することができます。
目次
背景設定はパワーポイント資料の使い道に応じて活用しよう
パワーポイント資料は、投影用のスライドなのか、紙に印刷して使う資料なのかによって背景を変更するとより効果的です。 例えば、スクリーンに投影する場合は、白の背景にすると白飛びして見づらくなってしまうことが多いので暗めの背景をオススメしています。反対に紙資料の場合は、暗めの背景にすると印刷時に見にくかったり、インクを大量に使ってしまうため、白系の背景にした方が良かったりと見やすい背景はシーンによって様々です。背景ひとつで見やすく分かりやすい資料を作成することができます。1|パワポ背景の変更方法
パワーポイントの背景は単色で塗りつぶすことが可能です。 投影する場合、白飛びの可能性だけでなく目が疲れてしまうのを防ぐためにも、デフォルトの真っ白の背景は避け、暗めの色に設定することをオススメします。ステップ1.「デザイン」のタブから「背景の書式設定」を選択
画面左上の「デザイン」タブ→右端の「背景の書式設定」をクリック。
ステップ2.「塗りつぶし(単色)」を選択して色を入れる
背景の書式設定を押すと「塗りつぶし」の項目一覧が出てくるので、その中の「塗りつぶし(単色)」を選択します。「色」と書かれた隣のバケツマークをクリックして色を選びましょう。これで背景の色を変更することができます。
2|背景に画像を設定する方法
パワーポイントでチラシを作る時やプロジェクターなどで投影する場合には、背景に画像を設定すると効果的な場合があります。ステップ1.背景の書式設定の塗りつぶし(図またはテクスチャー)を選択
最初は背景を単色に変更するときと同じボタンをクリックします。「パワポ背景の変更方法」を参照背景の書式設定をクリックし「塗りつぶし(図またはテクスチャー)」を選択します。 すると自動的に背景が表れますが、この後に画像を設定すればこちらのテクスチャは消えます。

ステップ2.ファイルを選択して入れたい画像を選ぶ
ファイルから背景にしたい画像を選択し、右下にある「挿入」をクリックすることで設定が完了です。
テクスチャが消え、画像を背景にすることができました。

3|背景に透かしを入れる方法
背景に透かしを入れることで、背景と文字の色が重なって見えづらくなることを防ぐことができます。背景に透かしを入れる手順は以下の通りです。まず、デザインのタブから背景の書式設定をクリック。スライド右側の項目の「透明度」で好みの透明度に設定します。バーの位置を変更するか%の数字を変えると変更できます。

透明度を変更すると以下のように背景色が薄くなり、文字がより見やすくなりました。

4|背景画像を白に戻す方法
次は背景をデフォルトの白色に戻すときの手順を見ていきましょう。 背景の戻し方は3通りあります。1つ目は、背景の書式設定の一番下の「背景のリセット」をクリックする方法。
2つ目は、パワーポイントの背景の色を変える方法で「白」を選択。「パワーポイント背景の変更方法」を参照
3つ目は、背景を設定したばかりの場合に限りますが、「ホーム」タブにある「元に戻す」をクリックする方法。前の設定に戻すことができます。

5|テーマを使い背景を変更する方法
パワーポイントには予めいくつかの「デザインテーマ」が登録されています。画面左上の「デザイン」から好きなテーマを選ぶと、背景デザインを変更することができます。 また「現在のテーマを保存」をクリックすると、現在の背景をテーマとして登録することが可能です。
6|【応用編】背景設定のテクニック
基本の背景設定を理解していただいたところで、「全てのスライドの背景を統一する方法」「特定のスライドの背景のみ変更する方法」「複数の画像を設定する方法」をご紹介します。①全てのスライドの背景を統一する方法
全てのスライドの背景を統一する場合は、背景の書式設定の一番下にある「全てに適用」をクリックすると、すぐに統一ができます。
②特定のスライドの背景のみ変更する方法
特定のスライドの背景を変更する場合、スライドを選択し背景を変更すればそのスライドだけに背景を設定できます。 複数のスライドを同じ背景に変更したい場合は「Ctrl」キー(Macの場合はコマンドキー)を押しながらスライドを選び、設定を行うと便利です。
③複数の画像を設定する方法
背景に複数の画像を設定したい場合には、「表示」タブから「スライドマスター」を選択します。
左側のバーに様々なレイアウトがありますが、今回は新たに背景を作るのでエンターキーを押すか右クリック→「レイアウトの挿入」で新しいレイアウトを追加します。

カーソルを合わせると「ユーザー設定レイアウト」という名前のレイアウトが挿入されたことが分かります。

「挿入」タブの「画像」から画像を挿入して背景を作ります。今回は例として分かりやすいよう、印象の異なる2枚の画像を左右に配置しました。作り終えたら、「マスター表示を閉じる」をクリックします。

元のスライドの画面に戻ったら「挿入」タブから「新しいスライド」を選択し、一覧に追加されている先ほど作成したスライドをクリックします。

作った画像を背景に設定できました。なお、このスライドから画像を編集することはできませんので、編集したい場合はスライドマスターを開いて作業してください。

